「仕事中に親知らずが痛くなった」など、緊急で港区など会社の近くで歯医者さんを探さなければならなくなった方など、多くの患者さんが高村歯科医院に抜歯の相談が寄せられます。
「先生!親知らずの抜歯って痛いんですよね?」
ケースによってだけど簡単なケースならそんなに時間とか手間はかからないよ!でもきちんと最初に検査はした方が良いね!全く腫れないとは言わないけどチマチマ時間がかかるより短時間の方が術後に腫れませんよ。
親知らずの頭がちょっとだけ出ていて虫歯になっているケース、親知らずが出てきて他の歯に影響を与えてしまっているケース、ただ単に親知らずの抜歯といっても本当に様々なケースが存在します。
口腔外科の抜歯が腫れない(腫れにくい)という理由を解説したいと思います。
1.抜歯の経験が圧倒的に豊富
一般歯科は様々な治療を行えますが、口腔外科と比較すると親知らずの抜歯について専門的な知識や技術を持っているとは限りません。ずばり普段の抜歯の経験本数が違います。親知らずには実は生え方が複雑で難しいケースもあり、一般歯科で手に負えないような抜歯で「ウチではちょっと出来ない」と言われた場合には大学病院など大きな病院に紹介状を書いて送られる可能性があります。
その点、口腔外科の歯科医は抜歯の専門家であるためどのような状況にも対応することができます。
高村歯科医院では歯の根っこだけ残った抜歯などインプラント治療を行う際に必要抜歯を行う事が多くありますので慣れています。
一般歯科では対処が難しいといわれている骨に深く埋もれた親知らずなどの「難抜歯」にも対応可能です。
2.腫れや痛みを最小限にできる
インプラント経験の多い口腔外科医は様々な抜歯の経験数が多く、知識もテクニックも豊富です。そのため一般歯科医よりも1本の抜歯にかかるスピードがダントツに速いのが通常です。これは抜歯に限った話ではなく、治療時間が短く済むのは患者さんの体や精神的な負担も少なく低侵襲な治療だということです。
1本の抜歯に時間が掛かると出血も多く、術後の腫れも大きくなる可能性も高いので、どのように抜歯をすれば良いのか経験が多いのは患者さんにとって良いと思います。
3.抜歯に伴う「万が一」を回避できる
一般歯科医は広範囲の顎骨や深い箇所についてはあまり触れる機会がありません。
その点インプラント治療を多くこなしている口腔外科医は顔面の解剖について詳しく、その構造を熟知しています。下顎の抜歯になどは稀に周辺を走っている神経が近い場合や血管が近いケースがあり、傷つけると麻痺を起こしたりします。
口腔外科にはCTやデジタルレントゲンなどの設備もきちんと整っていますので、詳しい検査を行う事によりそのような事故を起こすリスクを最小限に抑えることができます。